ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

初めてサッカー審判員をする日の前に

初めてサッカーの審判員を務めたのはいつでどんな試合だったか、今はもう覚えていません。副審で練習試合だったことは確かです。公式戦デビューのときは今日が初めての公式戦なんですと「告白」。それからも緊張とミスの連続です。

今まで偉そうなことを書いてきた私もいまだに試合になれば「やっちまった」の連続です。というか、これは4級審判員であろうともプロフェッショナルレフェリーであろうとも同じだと思います。

たとえ小学生の練習試合でも、試合前日は緊張です。そんなときは基本的な準備だけはしておきましょう。例えば以下の3点:

①体調を整える(前日飲みすぎ寝不足なんてのは避けましょう)

②競技規則を読み直す(必ず「苦手」な分野があるはずです。復習しておきましょう)

③基本シグナルのおさらい(実際に身体を動かしてシグナルの練習をしてみましょう)

もちろん用具のチェックなどまだまだ色々とあると思います。それでも初めて、そして慣れていない時、そして慣れたと思ってからも試合前日は不安なものです。この時には次の言葉を胸に試合に臨みましょう。

 

「レフェリーのミスはマスト(避けられない)。

それを受け入れて

そこから上達するようにする」

 

これは3級審判員講習会でプロフェッショナルレフェリーの方から頂いたものです。

要はミスを恐れて審判員としてチャレンジしないで逃げているとせっかくの上達の機会を失ってしまうということです。

練習試合でミスを積み重ねて、公式戦に臨みましょう。公式戦で犯したミスを次の試合にいかしていきましょう。もちろんミスはないにこしたことはありません。でも審判員も選手と同じで最初から完璧なんてあり得ません。成長していくものなんです。

偶然ミスがなかったラッキーな試合をやるより、何がそしてなぜミスだったか理解、体得できた試合を重ねていくことがどれだけ貴重なことか。目先のミスを恐れて

逃げていること(誤魔化すこと)は選手に対しても大きな裏切りになります。

 

適当にやってミスを重ねている審判員と全力を出し切ってミスをしている審判員は周りから(子供たちからも)見て明らかに違いがわかります。

審判員にとって大切なことはそれはちょとした「勇気」です。そしてそれは誰でも持っているものです。

 

では、I'll be back.