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ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

キックオフの手順と注意すべきポイント―②

では、昨日の五項目を見ていきましょう。

1)競技者の数の確認

2)主審の所定の位置取り

3)選手の位置の確認

4)副審との確認(合図)

5)両方の腕時計の起動

 

1)これは必ずやる必要はないです。入場してくる時にすでに選手確認は終わっていますので。ただやってはいけないことでもありません。ちなみに私は選手がポジションについているか(といってもこれは競技規則さえ守ればどこにいようと選手の勝手ですが)を確認しながら目だけで追って数を確認します。この時、厳禁なのは選手を指差して数えること。選手はものではありませんからね。これやめるだけでちょっと上級な審判に見えますよ。

 

2)これは「審判員のためのガイドライン」74ページの「キックオフのときの位置取り」の図を参照してください。キックオフを行う競技者側のハーフ内で副審と対角線上の線で結ばれる位置です。このときセンターウェーラインに近づきすぎないようにします。なぜなら次の3)の監視にとってこの位置取りが大切だからです。

 

3)「競技規則」30ページ第8条「プレーの開始および再開」を参照ください。

 ●フィールドの自分たちのハーフ内にいなければならない

 ●キックオフをするチームの相手競技者は、ボールがインプレーになるまで9.15m以上ボールから離れる。

の監視が必要です。まずこの規則を守った位置にいるか確認です。いなければ速やかに指示します。

ちなみにキックオフを行うチームの競技者がセンターサークル内に3人いると、2人になりなさいと指示する主審の方をたまに見かけます。このような規則はありませんので極端な話キックオフを行うチームの競技者全員(11人)がセンターサークル内にいてもOKです。(一度見たいものです)

 

で、さきほどのセンターウェーラインに近づきすぎないの理由です。ボールが置かれていてプレーが始まる場所なのでセンターサークル内から視線が外れることはないでしょう。またセンターサークルを挟んで向こう側の競技者がキックオフの前に相手チームのハーフ内に侵入してないかも見通しがききやすいです。逆に死角となりやすいのは主審の左手側にいる競技者の動きです。ハーフウェーラインに近すぎるとこの左手側競技者を背後に背負うことになり(なぜなら視線はセンターマーク上のボールに向いているから)侵入を見落とすからです。センターウェーラインからちょっと離れると視角が広くなりセンターウェーライン近くの左右両側の競技者を監視しやすくなります。

 

4)ここで副審が所定の位置(後方から2人目のライン)についているか確認です。アイコンタクト&手をあげて再度審判チームとして意識統一です。ちなみに私はキーパーの位置を目で確認しますけど、キーパーに声がけしたり手をあげて用意できているかの確認はしません。(もちろんやっていけないわけではないです)キーパーへの確認がマストではないことも3級審判員への実技研修でインストラクターの方から教わったことです。

 

5)それで、時計の開始ボタンを押します(両方の手首にあります)。笛を吹いてインプレーになってから押すことはしません。これもインストラクターの方からの指摘です。インプレーになって押すと必ずその時目線が時計にいってしまい、一瞬のファールなどを見落とす恐れがあるからです。時計がちゃんと起動しているか(それも2個とも)の目視確認は1秒以内では終わらないはずですから。

 

ちなみに主審はキックオフ後インプレーになって初めてタイムキーパーの任務を開始するわけではありません。それ以前に試合を定時に開始させるという責務があります。用具チェックや挨拶、コイントスなどすべてを終了させて開始の笛を吹く。このために各プロセスを何時から行うかの逆算が必要です。例えば15時キックオなら5分前に選手に整列してもらって用具チェック開始とか。ちなみに15時キックオフすべきなら何時何秒に笛ふきますか?これはまた、あらため書きますので考えておいてください。

 

とまあ、こんな流れになるしだいです。このあと侵入の違反の監視、ボールが前方に移動したかの監視等々を行うわけです。この時起きやすい事象や注意点はまたの機会に。

 

ではI'll be back.