ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

ボールの落下地点を監視せよ!

本日はバスケをやっている中学1年生の娘の公式戦がありました。夜にピアノの発表会があり、娘だけ早退するため会場の体育館まで迎えにいくことに。最寄駅のある支線が1時間に一本しか列車が走っていないとても不便なところ。いつもならMTBで1時間半~2時間の距離。でもお迎えなので列車で(我が家には車がない!)移動。

 

体育館の近くまできたら中学のグランドらしきところでサッカーの試合。審判の方はレフェリーウエアだったので公式戦ですね。信号待ちの間見ていると主審の方はポニーテールの女性の方です。

昨日の方とうってかわって基本に忠実な動き。バックステップも巧みでプレーの外から回り込む対角線の動きもばっちりです。

何よりもパントキックのあとボールではなく落下点を予測してそこに視線を向けて監視されてました。素晴らしい。

これもよくインストラクターの方から指摘されたことです。ゴールキックにしろスローインにしろボールだけ追いかけて落下(予想)地点での競り合いを監視できていないということです。要は:

 

争点は空中に浮かんでいるボールにあるのではなく、その向かってくるボールをめぐって争っている地上の選手の間にある

 

ということです。

 

例えば落下地点をみているとボールが来る前から起こっているホールディングのファールの取りこぼしもなくなります。また落下時の競り合いでよくあるファール=プッシング、ジャンピングアット、トリッピングなども起こる前に予想がつきやすくなります。

 

とまあ、このレフェリングぶり(多分3級の方かと)ずーっと見ていたいけど、娘のお迎えなのでそのまま後ろ髪引かれながら体育館へ。

そういえば今日も蒸し暑かったのに素晴らしいレフェリングぶり。自分も負けてられません!

 

では、I'll be back.