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ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

ファールを見落とさない。フットボールコンタクトをファールにしない。

(昨日の続き)なんで私は「にっぽん米茶」と「青の伊右衛門 贅沢冷茶」を買い間違えたのでしょうか?

 

歳?そうかもしれません。でも、他の商品でこのような買い間違えをしたことがないことから:

1)やはり二つの商品のラベルデザイン、特に独特の青色、白文字、丸印という要素が似ていた。

2)そのデザイン要素を全体の印象として(細部は見ずに)商品を記憶した。

3)しかも青色のラベルはその二つの商品以外存在しない(もしくは認知していない)

ということが重なって買い間違えをしてしまったということです(壮大な言い訳だな~)

 

つまり人間はターミネーターとは異なり:

●(自分の)外部にあるものをそのまますべて認知できるものでない。

● 外部にあるものを一度パターン化して認知しょうとする。

● 外部がどのようになっているか(=環境)と同時に自分が認知しているものに知覚は影響される。

ということです。

 

ターミネーターなら「にっぽん米茶」と「青の伊右衛門 贅沢冷茶」の画像データを瞬時に照合して識別できます。でも人間は、どこか強調された一部だけしか知覚できません。でその強調された要素によって全体の印象をつくりあげることをパターン化とここでは呼びます。

 

でファールの話です。ターミネーターならファールの見落としはないはずです。つまりあらゆるファールの画像(動画)データを蓄積していて一瞬の間に照合できる(はず)なんですから。

 

審判の実技割り当てのときインストラクターの方々からファールの見落としを再三指摘されました。曰く:

 ●手のファールがとれてない。

●ホールディングがとれてない。

●アフターがとれてない

などなど。

 

これ色々原因(ポジショニングや動き等)があると考えられます。でも、まずは上記のようなファールを自分の心の中で具体的に思い描くことができるかどうかということが重要です。仮にそれらのファールの画像や動画が思い浮かばないならば、それらを事象として認識できないはずです。

 

これはまさにターミネーターが画像データを蓄積しているのと同じです。ターミネーターではない我々は、人間の弱みでもあるパターン化して認知することを逆手にとってファールという事象をパターン化して認識することが重要です。

 

以下の映像を想い浮かべてください。

●ドリブルしている攻撃側選手と並走している守備側競技者が相手のお腹周辺に腕を回して抑えようとしている(攻撃側がファールしている場合もあるでしょう)

● 前線にいるFWが相手のゴールを背に味方からのボールを受けている。その背後には守備側選手がピッタリとついて一見FWの選手を抑えつけているかのように見える。しかし実はFW選手が後ろ手に両腕を回して守備側選手を抑えつけて身動きとれないようにしている。

●キーパーからのパントキックを守備側選手がヘディングで味方選手につなぐ。ところが遅れたタイミングで攻撃側選手が突っ込んできてヘディングした守備側選手に背後からジャンピングアット。

 

この時、選手の顔やユニフォームの色や周りの選手の様子は明確に浮かばないかもしれません。でも、強調された一部であるファールを犯している腕の様子や選手の体勢はクリアに思い浮かんでいることでしょう。

 

まさにパターン化です。

 

このファールをパターン化して認知する訓練はTVなどの映像を見てもできます。でも、一番はやはり自分で実際審判をやりながら「今日は手のファールを見るぞ」とかテーマを設けて試合に臨むことで、まさに体得できると思います。

 

で、ついでにファールのようでファールでない(正当なフットボールコンタクト、自滅プレーなど)事象もパターン化していってください。

 

ファールの基準を一定に等々、さまざまな課題はあります。しかし。まずはこの「パターン」認知を行って事象を見分けられるようにしてください。

 

(であるレベル以上になるとパターン化による錯誤が問題になります。それはまたいつか)

 

では、I'll be back.