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ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

スローインされたボールがフィールドに入る前にグランドに触れた場合の再開方法(間違えやすいケース)

週末に小学生の公式戦で主審を務めた時のこと。

 

スローインのボールがフィールドに入ることなく(私からはそう見えた)フィールドの外に落ちました。

 

で、副審の方がフラッグアップもされず、どうしたことかという表情だったので,すかさず左手の人差し指を立てて「もう一回(スローイン)」の合図。帯同されていた別チームのコーチの方だったので競技規則はご存じのはず。咄嗟のことでどうしたものかとなってしまわれたのか?それとも『風に吹かれて副審ジョニー』の状況が起こったのかとこちらは思ってしまいました。

 

上記は、小学生の試合に限らずそんなに稀なことではないですよね。一方、本日のメインのトピックの次の様なケースはそうそうは起こりません。

 

それは、もう一人自分と一緒にチームに帯同していた方が主審を務めていた試合で起こりました。

 

スローインをしようとした選手がまさにボールを頭の後方から投げいれようとした瞬間、すっぽ抜けて頭上を通らずそのまま背後にボールが落ちてしまいました。

 

主審の方は迷わず相手チームのスローインを宣告。さすがです。

 

競技規則の解釈と審判員のためのガイドライン

第15 条 スローイン
進め方 ― 違反

ボールがフィールドに入る前にグラウンドに触れた場合、スローインが正しい進め方で行われたのであれば、再び同じ地点から同じチームにより行われる。スローインが正しい進め方で行われなかった場合、相手チームがスローインを再び行う。

(下線筆者)

 

今回のケースの場合、もう一度やり直しを指示したくなろうかと思います。でもそれは間違った再開方法です。「すっぽ抜けた」という現象面だけ見て、ここは失敗だからもう一度とやらせてあげようとか、フィールドに入ってないからインプレー前のことだから、やり直しが正しい再開方法だと考えるかもしれません。

 

でも既にスローインの動作は始まっていて「頭上を通してボールを投げる」ことになってないわけですから(=スローインが正しい進め方で行われなかった)まさに上記ガイドラインどおりの事象です。

 

今回主審を務めた方は同じ地区の4級の方です。サッカープレーヤーの経験者でもあり、レフェリングセンスも素晴らしく意欲もある方なので1年後には3級の資格を間違いなく取られていると思います。

 

今回のケースでの再開方法、覚えておくときっと役に立ちますよ。というか再開方法のミスは審判の全般的な信頼にかかわってくるので絶対に避けましょう。

 

では、I'll be back.