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ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

何かが起こる。ゴールキーパーとの接触に注意!

ワールドカップ、ヨーロッパ予選のプレーオフ。TVでスウェーデン 対 ポルトガルの試合を見ました。

 

両エース対決、イブラヒモビッチとCロナウドの勝負は決勝点のヘディングシュートを見事に決めたCロナウドに軍配が上がりました。(まあサッカーは個人種目ではないのでちょっとマスコミ的な表現ですねこれ)

 

さてこの試合でCロナウドにイエローカードが提示されました。理由はゴールキーパーの足を(見事に?)踏みつけたラフプレー(この言い方日本だけなので無謀なタックルとなりますでしょうか=直接フリーキックとなる7項目の反則を無謀に行う=反スポーツ的行為)。

 

キーパーに向かって突っ込んでいっただけで、一見ファールには見えません。でもスロー再生で見るとCロナウドの右足がスウェーデンのキーパーの足をおもいっきり踏みつけているんですね。痛そー。主審の方よく見ていました。(Cロナウドはファール直後に何事もなかったかのように平静を装い、イエロー提示に心外の様子。どこ見てんだというようなジェスチャーで異議してますけどね。演技派!)

 

キーパーと攻撃側選手が交錯する時は、とにかく危険なことが起こりやすいです。で、状況によっては無謀なプレーでイエローカードが攻撃側選手に出されるもしくは、攻撃側選手にチャージして決定的な得点の機会をキーパーが阻止してレッドカードが提示される場合もあるでしょう。

 

実は先月、小学生の試合の主審を務めていた時、試合後2級審判の方からゴールキーパーと攻撃側選手が交錯したアフターのファールがとれていなかったとの指摘を受けました。

 

わたしにはボールを保持しようとしたキーパーとボールを奪おうとした攻撃側選手がお互いに「勢い余って」接触したように見えたのでノ―ファールとしたわけです。

 

どうも攻撃側選手が(見事に)キーパーに頭突きをくらわしていたとのこと。

 

また別の局面でもキーパーと攻撃側選手の接触があり、このときもわたしはノ―ファールとしました。これも試合後「あそこは一発レッドでキーパー退場か、シュミレーションでイエローのどちらか」のご指摘。

 

2回も決定的な危険な状況で判定ミスをしてしまったかもしれないとのことで、反省&落ち込みました。(まあ、私なりの見解を説明はさせていただきましたけど)

 

さて、反省するポイントとして

1) 見る角度

2) 優先権

3) 危険の予測可能性

 

があろうかと思います。

 

まずキーパーと攻撃側選手、またはゴールに向かう攻撃選手とそれを阻止しようとする守備側選手の接触を判定する時、一番重要なことのひとつが見る角度です。この試合では私は選手の背後からみるいわゆる「串刺し」の状態で見てしまっていました。

 

これでは正確な判定はできません。手を(足を)抜いて全力疾走しないと(または遅れて走り始めると)このように串刺しの角度で見ることになります。反省。

 

で次が2)の優先権です。これはボールまでの距離とプレーの可能性です。これが著しく合致しなければ「アフター」となります。例えば明らかにキーパーが先にボールに到達して保持しようとしているのに(例えボールに向かっていても)チャージしたりタックルしたら「優先権」はない中での無謀なプレーになり得ます。(Cロナウドの場合、明らかなアフターには見えません。でも画像みるとわかるように優先権はCロナウドには全くありませんのでボールを保持しているキーパーとのコンタクトは全く必要ないプレーで避けられることでした。)

 

この「優先権」はヘディングでの競り合いなどで、どちらのファールにするかの判定を見極めるうえでも大切なポイントなので覚えましょう。(って自分が見極められてないのに偉そうでごめんなさい)

 

で3)の「危険の予測可能性」はそのスピードや姿勢でそのままプレーを続けたら相手のプレーヤーに危険を及ぼすことが全く予測できなかったとは言い切れないということです。

 

この3)はわたしのように「勢い余って」と考えて、優先権がどちらにも同じ割合であるように見える場合にノ―ファールとしがちな時にまず考慮すべきポイントです。実は3)が結果の重要性(相手を負傷の危険にさらす、もしくは負傷させる)と直接結びついているポイントなんですね。

 

ゴールキーパーと攻撃選手の交錯には様々パターンと結果がありますのでまたあらためて書きます。また「アフター」もそれだけでひとつの大きなテーマですのであらためて書きますね。

 

では、I'll be back