ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

2014年事始め。試合を成立させる。

2014年の始まりにあたり、再度審判技術の向上を目指してこの1年取り組んでいきたいと考えています。

 

実は、先ほど娘の書初めの宿題見ていたら、自分も書きたくなって(書道は小学生の時点で二段止まり)書いた言葉が「不言実行」。最初の2行取り消しかな。はは。

 

さて、あらためて審判の役割を書いてみると:

 

審判の役割 ≒ 試合を成立させること。

 

となりますね。

 

これ以上でも、これ以下でもない、この言葉通りの意味です。

 

でも、あえて言えば二つのことが挙げられると思います。

 

① 試合を最後まで継続させ終了させること(=当たり前だけど困難な場合もある)。

② 「どのように」成立させるかということ(=これぞ審判の質といえるでしょう)。

 

①は例えば、あなたがいきなりJリーグの試合の主審を明日やれ、と言われ選手やベンチや観客やマスコミやその他大勢(例えば他の審判員)のプレッシャーを受けながら試合を最後までマネージメントできるか?途中で試合から逃げ出さないでいられるか?というようなことです。

 

普段審判を務めているレベルからは考えられないことでしょう。でも、ここまで極端な例にしなくても小学生の試合だけしか審判務めたことがない人がいきなり高校生の公式戦の試合で審判を務めると・・・。

 

カテゴリーが異なっても審判員に求められる資質や技術は本質的には同じはずです。でも、「レベルが上がる」とボロボロ・・・。ここに大きな機会点があると思いませんか?

 

②は、そんなことは指摘されるまでもなく皆さんが一番ご存じのこと。「成立はしたけど、何なのあの試合の審判」と「ナイスレフェリング!」といわれるのではぜんぜん違いますよね。 。

 

ここによくいわれている毎試合「課題をもって試合に臨む」ことの重要性が秘められていると思います。

 

課題 = それを達成すれば次のレベルに自分を持ち上げてくれるもの。

 

で、誤解なきよう書いておくと、小学生の試合の審判を務めることでは審判技術のレベルアップはできない、ということではありません。小学生には小学生(の試合)特有の難しさがあります。

 

そこで:

1)小学生低学年から社会人まで、どんな試合も課題を設定し審判を務める。無難に進める、体裁だけ整えるということは行わない。(=つまりは、自分が出来ていない、完全に習得しきれていないことにチャレンジするということです。)

 

2)カテゴリーを変えてみる。小学生から社会人まで幅広く審判を務めてみる。またいきなりカテゴリーを変えることに不安があるなら実際の会場で試合を観戦してみる(=これ結構入り口としては入りやすいと思いますよ)

 

ということから始めましょう。

 

2014年も色々な意味でサッカーが面白くなりそうです。そんな中で自分も課題を持って毎試合臨みたいと思います。

 

有言実行? 実行あるのみです!

 

では、I'll be back.