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ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

サッカー審判 「スゴイミニ」とは?  - 後編

(昨日の続き)では「スゴイミニ」の説明です。

 

この言葉は副審(主審)とのアイコンタクトを行うポイントを示してます。

ス = スローインの判定時。

ゴ = ゴールラインをボールが割った時。

イ = ゴールインした(かと思われる)時。

ミ = オフサイドの時およびゴールキックの時。

二 = キックオフ時。選手交代時。

 

「ス」はスローインの「ス」ですね。打ち合わせでレフェリーサイドのタッチラインは主審が担当、アシスタントサイドは主審が副審に合わせますなどと事前確認したとします。基本はどちらの場合でも指し違いを防ぐためにもアイコンタクトが必要になります。これレフェリーサイドでどちらのチームが最後にボールに触れたかが明らかな場合、いちいちアイコンタクトする必要はないでしょう。

一方でレフェリーサイドのライン際で副審でないと最後にどちらのチームが触れたか分からないとか主審がワンタッチを確認したけど、副審にはそれが見えず間違ったサイドへフラッグアップした場合に主審は笛を吹いて判定を変える必要があります。

 

こんな時に副審にワンタッチの合図を送ったり、間違った方向にフラッグアップしても「問題ないよ、気にしないで」と親指立てるとかして主審の副審への信頼感を示すときにしっかりと行うアイコンタクトは重要です。

 

これついつい忘れてしまいがちなので「ス」ってわけです。あとスローインを行うときも大切ですね。

 

「ゴ」はゴールライン割った時のアイコンタクト。コーナーキックゴールキックかの確認ですね。主審がワンタッチやライン際の攻防が見え辛い時に有効ですね。まあ、距離があるのでフラッグを見るということでしょうけど、この時意識はアイコンタクトだと思います。(主審が副審の判定を変える場合もあるわけですから)

 

「イ」はゴールイン時(もしくはゴールインしたかのように見える時)のアイコンタクト。これは基本中の基本でアイコンタクトを一番意識するかつ実施するべき最重要ポイントです。(まあゴールしたかどうかで「イン」は余計かもですね。語呂合わせってことでご容赦を。ちなみに英文ではGoal scoredです。)

 

 「ミ」は実は右の「ミ」で対角線に走りながら副審サイドを見ること。つまりオフサイドのフラッグアップやそれをキャンセルしたりするときのアイコンタクトです。

でこの「ミ」にもうひとつあって、それは割と見落としがちなゴールキックの時にキーパーがゴールエリア内にボールを置いていない場合の副審のフラッグアップ(アイコンタクト)です。パントキック時にペナルティエリアからゴールキーパーが出ている疑いがある場合のアイコンタクトも重要ですね。

 

「二」は副審の二人(ニニン)の「二」です。『キックオフの手順と注意すべきポイント―②』でも書いたように私は前後半の開始時のキックオフにゴールキーパーに声がけして用意OKかの確認はしません。逆にここで副審二人がが所定のポジションに付けているか?準備OKか?の合図とアイコンタクトをしっかりやります。これ4級の人ではキーパーの声がけに時間がかかって副審との確認は適当なんて方が多いです。しっかりとワンチームで動きだすこと確認しましょう。

 

またこれは前後半の開始時だけでなく得点後のキックオフでもそうです。合図はいちいち送らなくてもアイコンタクトによって副審がオフサイドラインに付けていること確認します。

 

また選手の入退場時などに副審がサポートを行った場合にオフサイドラインに副審が戻れているかアイコンタクトして笛です。これもワンチームを確認するアイコンタクトです。

 

とまこれが「スゴイミニ」の正体です。なにひとつ凄いことはなく基本中の基本ばかりです。でも案外この基本がおろそかになりがちなのでこの言葉によってより意識を高めようというわけです。

 

では明日は公式戦なので競技規則の確認および「スゴイミニ」をあらためて意識して臨みます。

 

では、I'll be back.