ゴールキーパーの指一本でもかかっていれば・・・
ちょと前のこと、先週19日土曜のJ1リーグ第8節、ヴァンフォーレ甲府vs名古屋グランパスの試合。
後半32分、名古屋のペナルティエリアエリア内左側へ入った甲府のクリスティアーノ選手からのクロスボールを名古屋GKの楢崎選手がキャッチ・・・とはいかず、こぼしたところを甲府の石原選手に押し込まれ2点目を献上。
楢崎選手、雨で濡れたボールが滑って手につかず、必死になってこぼれたボールに手を伸ばします。結果は・・・よっぽど悔しかったのか(当然ですね)得点された直後しばらくはグランドにうつ伏せになったまま動かず状態でした。
このとき楢崎選手の指一本でもボールに届いてグランドと指の間にボールがある状態になっていれば「保持している」とみなされゴールは認められなかったはず。
競技規則の解釈と審判員のためのガイドライン P120
第12条 ファウルと不正行為
ゴールキーパーの反則
ゴールキーパーは、6 秒を超えてボールを手または腕でコントロールすることができ
ない。次のとき、ゴールキーパーがボールをコントロールしていると判断される。
● ボールがゴールキーパーの両手で持たれているとき、またはボールがゴールキーパー
の手または腕とグラウンドや自分の体など他のものとの間にあるとき
●ゴールキーパーが広げた手のひらでボールを持っているとき
●ボールを地面にバウンドさせる、または空中に軽く投げ上げたとき
(下線筆者)
実際には指一本がボールの表面にあってグランドとの間にボールを挟んでいる状態は稀なように思いますけど、片手でボールを押さえてグランドとの間にボールがある状態は起こり得ます。これは立派な「保持」になりますね。(詳しくはこちらをご参照 → 「ゴールキーパーがボールを保持している状態を正確に言えますか?-後編」)
ということで常にゴールキーパーがボールを保持している状態のバリエーションを思い描いて、すかさず判断できる(笛を吹ける)ようにしましょう。
ところで本日このブログへの、アクセス先を見ていたらかつー (SGJK) on Twitterさんのブログ→とりあえずにてリンクをはっていただいておりました。著名な、かつーさんにリンクをはっていただき光栄に感じるとともにプレッシャーになります(苦笑)。
筆者はITリテラシーが極めて低く、基本文章を書くというようなことしか出来ません。この場を借りて、かつーさんにはお礼申し上げます。
では、I'll be back.