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ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

I have a dream. 「いつか、まともな審判員がいる試合でサッカーをやりたい」

月曜日に主審を務めた後、「古傷」の左ひざの裏が痛くなる症状が出てしまいました。今回は早めに治療をってことで家族の紹介でいつもと違う接骨院へ。

 

で、結果痛みはまだ完全にとれませんけど、劇的にといっていいほど改善。先生が1時間ほどつきっきりで治療というか「指導」してくれました。なんの指導かっていうと自分もまだ詳しく書けるほど理解および会得していないので分かり辛いかと思いますけど骨盤とか股関節とか足首の「稼働域」が狭いと身体のあちこちに不都合が起きるらしいのです。

 

というわけで膝の外側というか裏というかその辺りが痛いのにその周辺の処置は最初の超音波?治療器と電気?治療器を使ったときだけ。あとは触診で痛みの部位を特定して、ひたすら腰(骨盤)動かす、左右の体重移動を行う、足首をあらゆる角度に動かす、脛の筋肉を動かす、お尻の筋肉やハムストリングスを使う、股関節を動かす等々ということをひたすら1時間ほど。

 

これで日中は歩くのも辛かったのが、あら不思議。しかも先生、柔道選手なのかご立派な体格。トレーニングマシンもあり、ベンチプレスやレッグプレスも(身体に)いいとのこと。レッグプレスやっていたら腰が痛くなったという話をしたら「正しいやり方がありますから」とのこと。今度教えてもらおうかな~。

 

あと、自己診断で勝手に「ランナー膝」だとかO脚が影響しているのではという話をしたら全部否定されて、「稼働域」を広げる大切さを教えていただきました。その広げ方を身に付けるにはもう少し通って教えてもらわないとわからないかもです。ので、また後日レポートします。

 

さてこれ昨日のことなんですけど、その日は高校三年生の長男の最後の公式戦の2試合目がありました。敗退即引退です。長男の高校はいわゆる一番下の3部リーグ所属。シード校になれるわけなく、全国行くには相当数の試合をこなす必要があります。まあ、当然ベスト幾つどころか県内の2次予選にも手が届くかどうかのレベル。

 

そんな長男が昨日の試合に勝って仕事から帰ってきた私に言ったひとこと。

「今日の審判、マジ糞だったわ」(私の言葉じゃないですよ)

 

長男によると、その主審の方、レイトチャージを全くとらないので前半終わったときベンチに引き返す途中にしっかりとって下さいとお願いしたら「不可抗力だからね」と言われたとのこと。

 

この試合私は観戦してないので長男の話だけでここで色々とコメントするのはフェアじゃないの承知で一言。

 

まず長男に対して「不可抗力だからね」というのはよろしくない対応です。私なら両目を指でさしながら(片一方のチームだけでなく)「全員のプレーをちゃんと見ているよ」と伝えます。ちなみにこのようにハーフタイムになった時にどちらかのチームの選手が「○○番の選手のファールちゃんと見てください」なんてこと小学生でも言いにくることもあります。この場合も「Ok、○○番のプレー後半もちゃんと見るよ」なんて受け答えするのはNGですね。

 

さて次に「不可抗力」という言葉です。これは「ボールに行っている」と同じほど禁句です。(こちらもご参照 →「サッカー審判員が言ってはいけないこと」)

 

ある試合でボールを完全に保持したゴールキーパーに向かって相手チームのFWの選手が突進して完全なレイトチャージ。遠く離れたサイドのA1の私にもゴールキーパーの悲鳴が聞こえたほどです。倒れて動けなくなったGKを救護するためにコーチがフィールドの中に。その時、別のコーチが心配そうに見ながら私に「カードちゃんと出てますかね?」と訊いてきました。もちろん「今から出ますよ」とか「あのプレーはカードに相当しますね」なんてことは言えませんので様子を見ていたら主審の方、カード提示なしで試合再開。ハーフタイムの時、同じチームのコーチ同志(割と強豪チームだったと記憶)である主審の方とA2の方に「あくまでわたしの意見ですけど最低でもイエローだと思いますよ」とお伝えしたらお二人とも「うーん、あの接触はどっちもどっちのタイミングでしたからね」という御見解。

 

これを言い換えると「不可抗力」(例えば「勢い余ってのプレー」)ってことなんでしょうね。私が主審だったら一発レッドにしていたかもしれないプレーでも「しょうがなかったですね」になってしまう怖さ。(この時はまだ強気に出られない4級審判員でした(涙))

 

レイトチャージした選手に訊けば「不可抗力だよ」って返答はかなりの確率で(べつにレイトだけでなく)あるように思います。

 

そんな長男が最後にポツリと呟いた独り言。

 

「あっ~勝ち上がって早くまともな審判に当たりたいわ」

 

親バカとかでなく、根が真面目で素直な長男であるから、ますます身にしみる言葉です。高校最後の試合の「夢」が「まともな審判員がいる試合でサッカーやりたい」とは・・・。

 

リーグのレベルに関係なくもっと協会からの派遣審判員を増やすような対策もあってしかるべきと思うわけです。派遣審判のレベルも低いとなるとトホホですけど。

でも何より、審判員も自分の力を出し切って、これが最後の試合という気持ちで臨んで欲しいという精神論を言うしかない無力感。

 

いかん、いかん。他人を批判しているヒマがあったら人生まずは自分のレベルを上げることが大切です。

 

では、I'll be back.