誰かがウソをついている?ファウルのとり過ぎが日本サッカーをダメにする?(前半)
GWに話は遡ります。
最近コーチとして我がチームに帯同してくれているH君と試合の合間に話す機会がありました。H君は半年ほど前まではU18において都道府県でベスト4には名前を並べる強豪チームの主将を務めていました。
H君「いやーそれにしても審判、酷いですね。全然ファウルとらないんですから。」
私 「3級の審判の人もいるんだけどね」
H君「マジッすっか?倒れないと笛吹かないですよね。」
私 「このあと自分も主審やるので注意するよ」
と言って臨んだ試合。A1、A2とも同じ地区の3級の方。そのA2のIさんから前半終了後にいきなり「結構、Aチームファウルしてるよ(でも、とってないよね)」の一言。この時私はかなり「流していた」ようなんです。
で、試合後インストラクターの方から「今日のファウル基準は低すぎる(とらなさ過ぎる)」のキツーイお言葉がありました。
うーん、プレミアやセリアAのイメージで吹いていたのか…(汗)。
というわけで見事?H君が非難した審判ぶりを私もやってしまったわけです。うーん、情けない。
とまあ、この1試合に限らず4種の試合をみていると、一般的な傾向として「ファウルをとって(とれて)いない」審判の方が圧倒的に多いように思います。少なくとも「ファウルをとり過ぎている」なんてことは稀のように思います。
一方で、「日本の審判は厳しいフィジカルコンタクトがあると、すぐ笛を吹く。」という論調は今に始まったことではなく長く繰り返されていることだと思います。
以前、かつーさんも取り上げられていたように(こちらの記事 →
ハリルホジッチの危険性 : とりあえず)ハリルホジッチ監督も「「少し体に触れたら笛を吹く。欧州ではファウルにならない。球際について、どう考えているのか。審判も議論する必要がある」と考えられているようですし。
ということで日本の審判は「すぐ笛を吹く」という論調と冒頭の現場での実感にはかなり乖離があります。といっても、これは4種(U12)でのお話。
そう、この「笛の吹き過ぎ」「ファウルのとり過ぎ」という論調に対して将来のスタープレーヤーの原石が活躍している、そして少なからず彼らのプレーや将来にも影響をあたえるお父さん(お母さん)審判員が活躍しているこの4種に絞って、審判員はどうすべきか?のお話を後半したいと思います。
とうわけで、後半は明日・・・といいたいのですけどまたしばらく遠隔地に隔離されてしまうので後半は6月中旬以降ということで、それまでお待ちいただければ幸いでございますm(_ _)m
では、I'll be back.