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ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

サッカー審判員 「適性」と「対策」 ― 自分の「クセ」を知れ!前編

さて、今でもそうなんですけど、3級審判員目指して奮闘していた時期、「走力さえもうちょっとあればな~」と思ったり「う~ん走力だけじゃなあ、ファウルが見極められたらなあ~」と思ったら、またまた翌週には「とにかくまず走力だよ~」って繰り返しでした。

 

そんなことをやっているうちに、確かにサッカー審判員として走力もファウルの見極めも必要な要件ですけど、そこに心というか精神というか性格というかサッカー審判員としての「適性」のようなものがあるのではと考えるようになりました。

 

で、今回はこの「適性」ということについて走力も含めた体力やファウルの見極めも含めた「技」の側面ではなく、精神的というか心理的というか目には見えない内的側面に光を当てて考えてみたいわけです。というのはこの「適性」について考えてみることで、普段の審判活動に役立てられないか?と思ったわけです。そう、ちょうど長く速く走れる走力が付くようにファウルの見極めが以前より的確に出来るようになるのと同じように自身のサッカー審判員としての「適性」を把握することで、もっと(例えば)的確なゲームマネジメントが出来るようになるとか・・・。

 

さて、何のことを言っているのかわかりませんよね。今回話しているサッカー審判員の内的適性の取っ掛かりとしてまず以下の日本サッカー協会審判委員会による文章を読んでみましょう。

 

「審判員の目標と重点項目」

 

●心理

 試合の前、中、後に必要な情報の収集、選択、分析、判断、発信などを心理と捉える。この中には、気づき、予期・予測、危機意識、適応能力、論理的思考、プレッシャー、冷静さ、ボディーランゲージ、説得力ある態度などが含まれ、すべてが審判員にとって重要になっている(以下省略)。

 

●パーソナリティー

 サッカーの審判は人間によって行われる。4級審判員からプロリーグ担当審判員まで、日頃培われたパーソナリティーがレフェリングに反映されることになる。試合に対して、常に誠意を持って、中立性、公平さを保ち、最後まで与えられた責任を果たすよう努力することが必要である。

 試合には積極的に失敗を恐れず臨み、試合後は謙虚に反省し、外からのアドバイスをポジティブに受け入れ、オープンマインドの態度を心掛ける。また日頃、競技者を含むサッカーを取り巻く人々、環境をリスペクトし、審判員として自覚と責任を持ち、社会的な常識に基づいて行動しなければならない(以下省略)。

 

「パーソナリティー」の方が長い引用になりましたけど、今回話題にしようとしている内的適性に近いのは「心理」の方かもしれません。ただ、「パーソナリティー」に書かれている「日頃培われたパーソナリティーがレフェリングに反映されることになる。」は内的適性にも当てはまるように思います。つまり内的適性とはサッカー審判員としてというよりその人が常日頃からもっている行動や認識の特性とも言えるものです。私はここでこの特性を「クセ」と呼びます。

 

よく「クセのある人だよね」と特徴ある人のことを言うことがありますけど、人間だれしも表面にわかりやすく出る出ないは別として「クセ」をもっているものです。

 

ちなみに「パーソナリティー」は英語の意味からすると「(他人の目に映じる)性格、性質、人格、人柄、人となり」ということなので、ある人の特性を表す言葉はキャラクターの方がより適切かもしれません(英語の意味としては「(他と異なる)個性、性質、性格、気質」となります)。

 

しかしここではこの「クセ」ということについて、より限定した見方をしていきたいと思います。それはものの捉え方や見方についての、その人特有の傾向とも言い換えられます。この「傾向」がこのサッカー審判員の審判ぶりに少なからず影響を与えている、逆にいえば自分自身の「クセ」を把握すれば審判員としてのパフォーマンスを高めることにも役に立つのではと思ったわけです。

 

というわけで、いつもながら、ほぼ何の進展もないまま後編(ひょっとしたら中編)へ。

 

では、I'll be back.