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ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

オフサイドの反則。再開場所に隠れた競技規則の「落とし穴」(後編)。

とかなんとか言っていたら?1週間経ってしまいました。

 

さて前回記事にした事象はこういうことでした。

 

1)副審の目の前(ニアサイド)でオフサイドポジションにいた攻撃側選手に向かって味方からパスが出た。

2)その選手は自分がオフサイドポジションに位置していることを知っておりプレーしようとしなかった。

3)この時副審はフラッグアップを堪えながらウエイト&シー。

4)そして次の瞬間ボールに向かってその攻撃側選手が移動して守備側選手と競り合いそうになり、ここで副審がフラッグアップ。

5)オフサイドの反則を認める主審の笛が吹かれた。

 

そして問題は副審がフラッグで指し示した再開場所は4)の反則が成立したところではなく3)の副審がフラッグアップするのを堪えていた場所、ということでした。

 

 

さて、旧規則であれば「競技者がいたところ」となるのでこれでいいのですけど、新規則ですと再開場所は「反則が起きたところ」となるので、このフラッグ指示は如何に・・・?というわけです。

 

ここで前回挙げた次の三つの可能性を再度記します。

 

1)競技規則の適用を間違えた。

2)反則が起こった場所と再開場所のズレは許容範囲。

3)正しい再開場所だった。

 

もし仮に3)であるとしたらそれはどういうことなのか?

で、ここでやや強引な「推理」です。

 

それは:

①実は副審が最初にフラッグアップせずにいた場所ですでに反則は起こっていた。

②ただ明らかに「プレーに干渉」はしてはいない(=ボールをプレーしたり触れていない)し、「相手競技者に干渉」もしていない(=視線を遮ったり、チャレンジしていない)のでウエイト&シーした。

③でボールがさらにゴールライン寄りに移動し、それをオフサイドポジションにいた攻撃側選手が追いかけていき相手競技者に干渉したのでフラッグアップ。

④副審はここで①での攻撃側競技者の動きが「自分の近くにあるボールを明らかにプレーしようと試みており、この行動が相手競技者に影響を与える」ものであったと思い返した。

⑤そこで③で相手競技者に干渉したところではなく、①での場所を指示した。

というものです。

 

なんか、分かり辛いですね。簡単にいうと「思い返すとウエイト&シーするまでもなく最初のところでオフサイドの反則になっていた」ということです。

 

まあ、これ強引な解釈の上、副審の方にも失礼な話となります。なんせ「干渉」という言葉でも明らかなように副審の方の頭の中で旧規則と新規則が混じりあっていた状態を意味するわけなのですから。ある意味妄想ですね。

この妄想を誘引してくれたのが新規則にある以下の文章なわけです。

 

オフサイドの反則

(中略)

・自分の近くにあるボールを明らかにプレーしようと試みており、この行動が相手競 技者に影響を与える。または、

・  相手競技者がボールをプレーする可能性に影響を与えるような明らかな行動をと る。 

 

この文章の正式な解釈は聞いてないなあ~。まあ、原則はなにも変わってないんだろうな~。でもこの文章があるせいで、フラッグアップしてしまうケースに幅がでるような・・・。というわけでさらに具体的ケースに基づいてこの競技規則について検討していきたいと思います。

 

あと、ひとつ気になることがありまして、それは副審のポジションです。例えば今回のケースにおいてもウエイト&シーを行っていた副審は、最初の場所つまり最後にパスが出た瞬間に攻撃側選手がいたところに留まっているように見えました。旧規則ならここが再開場所なので正しくもあり、同時にオンサイドの選手が飛び出して来たら慌てて最終ラインを追いかけるべきなので留まっているのはマズイ・・・という「迷い」がありました。でも新規則なら反則が起こった場所と再開場所は同じなのでこのような「迷い」は生じない・・・と思っていたら今回の副審の位置取りは・・・?

 

う~ん。前後半と分けたのに何も解決されずで失礼しました。勝手ながらもご意見をお待ちしております!

 

では、I'll be back.