ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

「すっぽ抜けた」スローイン。その再開方法。

2年以上前にスローインの違反(「反則」ではない。実はここが重要なポイントです!)に関連して以下の競技規則について書いた記事を再び載せておきます(その記事はこちら → 『 「世界は我が表象である」けれど、勝手流はダメ~よダメダメ。 』)

(関係ない話が本題に入る前にいつもようにダラダラと続きます。ご容赦くださいませ。)

 

第15 条 スローイン
進め方 ― 違反
ボールがフィールドに入る前にグラウンドに触れた場合、スローインが正しい進め方で行われたのであれば、再び同じ地点から同じチームにより行われる。スローインが正しい進め方で行われなかった場合、相手チームがスローインを再び行う。

 

以上は当時の2014/2015年版の競技規則の表記で「競技規則の解釈と審判員のためのガイドライン」に載っています。2017/2018年版では以下の表記に変わっておりますのでご一読さい。

 

第15条 スローイン

1.進め方

 

ボールは、フィールドに入ったときにインプレーとなる。ボールがフィールドに入る前にグラウンドに触れた場合、同じ地点から同じチームによるスローインが再び行われる。スローインが正しく行われなかった場合、相手チームがスローインを行う。

 

要は「フィールドに入る」=「インプレーになる」なんですけど、「インプレーになるならないにかかわらず手順が誤っていたら相手チームのスローインで再開」というわけです。

 

2017/2018年版の和訳の方が優れていると思いますけど、案外見落とされている規則ではないかと思います。

 

では、I'll be back.