副審よ太陽にほえろ!
いや~連日暑いですね。正直この天候で審判をするのはきついです。
特に自分のペースで走ろうと思えば(それが状況として良いか悪いかは別にして)走れる主審と違って副審はオフサイドラインに合わせてタッチライン沿いを右左と走らなければなりません。
でも、ここは昨日書いたように絶対オフサイドラインをキープです。これだけで夏場はもうとてもきついですね。でも3級審判員を目指す方なら、ぜひもうひと踏ん張りです。
オフサイドラインのキープとともに、やってない方に実行してもらいたいのがパントキックなどでゴールキーパーがボールを手を放す瞬間の監視です。これは「競技規則の解釈と審判員のためのガイドライン」84ページの図を参照してください。
副審が監視すべきはペナルティエリアの端でゴールキーパーがペナルティエリアの外に出てボールを手で扱ってないかということです。パントキックでそのまま手に持ったままペナルティエリアを出たらハンドの反則ですね。
で、これがなぜきついかというと、この監視を終えてハンドの反則がないことを確認した瞬間に全力疾走で「後方から2番目」の選手の位置に戻らなければならないからです。
通常キーパーがパントキックする状況では最終ラインはハーフウエーライン寄りに上がっている場合が多く、そこまで結構の距離を試合中に何回も全力で走る必要があります。
なぜ、ゆ~っくり戻るとマズいかというと:
1)キーパーがパントキック
2)落下地点にいた相手側競技者がそのボールを前線に(キックまたはヘディングなどで直接)跳ね返す
3)オフサイドラインぎりぎりにいたFMがそのボールを受ける。
4)そのままFMが守備側競技者を振り切ってキーパーと1対1になる。
:てな状況があり得るわけで3)の時に副審がオフサイドラインまで戻りきれてないとオフサイドをオンサイドと判断(誤審)してしまう(もちろんその逆も)可能性があるからです。
夏場はかなりきついですね(ゴールキックの時、ゴールキーパーが正しくゴールエリア内にボールを置いているかの監視もプラスされますのでなおさら)、これは。でも「太陽にほえろ!」の新米刑事のように走りまくりましょう(かなり古い&強引な〆です)
では、I'll be back.