NUMBERS! ナンバーズ!何バーズ?(アインス、ツヴァイ、ドライ)
3級審判員になるための関門(大袈裟)のひとつが筆記試験。
中年をとっくに過ぎた身としては競技規則の丸暗記はとてもハードルが高く、筆記試験直前の週には出張中の機内で必死に受験勉強(?)したものです。
まあ、もともと暗記には自信がなく、その中で特に困ったのが「うん?これ何メートル(センチもしくは幾つ)だったけなぁ~?」という数字の暗記。数学は苦手なんです(スウガクとは関係アリマセン)。というわけで、つぎに並べた数字(単位はあえて表記しません)が何を表しているのか、すぐにわかりますか?
① 9.15
② 16.5
③ 11
④ 1.5
⑤ 7.32
⑥ 2.44
⑦ 22
⑧ 5
⑨ 30
⑩ 68
どうでしょうか?これら10種類の数字を見て瞬間的に「あ、あれね」と分かった、あなた。凄い!です。わたしも、偉そうに書いてますけどこのように並べられると「うーん、何だったっけ?」状態に陥ります。はは(ワラッテル、場合デハナイ)
上記以外でも「12」も大切な数字です。特にこの数字には複数の大切な「意味」がありますよ~ん(意地悪いカンジデシツレイ)
さて、競技規則に記載されている数字をあえて分類すると:
① 長さ、幅や高さ
② (ものの)サイズ
③ 重量
④ 気圧
⑤ 距離
⑥ 時間
⑦ 人数
⑧ 回数
⑨ 年齢
⑩ 対応
となります。
⑩は「第2条の要件」とか「第4の審判員」とか「7項目の反則」などのように項目との対応関係を表す数字です。これらの数字は他の数字と異なり記憶していなくても試合中の審判実務に直接影響はないかもしれません。それでも審判員としては覚えておく必要がありますね(筆記試験にでるかもですよ~)。
ビジネスマンが財務諸表を深く理解して経営管理していくように、サッカー審判員も上記①~⑩の数字をちゃんと把握して管理運営する必要があるわけですね。(私は損益計算書とか貸借対照表とかは読めませんけどね。はは。)
上記、数字の「答え」は、どうぞご自身で競技規則をめくりながらお確かめ下さい。
さて、蛇足ながら今日の記事タイトル、宝くじでもなく雑誌のタイトルでもございません。このタイトルを思いついたのは「世界は数字でできている」をとてもポップに表現している私の大好きなクラフトワークの曲「NUMBERS」からです。こちらのバージョンをどうぞ → Kraftwerk - Numbers (live) [HD] - YouTube
(ホントは1981年の中野サンプラザでのライブバージョンが最高だったりする。でもこちもとてもカッコいいです。何のこっちゃ?)
では、I'll be back.