ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

試合前に「警告」できるのか?または公式見解にもの申す!(前編)

さて本日の記事は意を決して?「サッカー競技規則 2016/2017」の第5条の「例の部分」についてです。

 

何が意を決してかというと、この条文には不明瞭な部分もあることと、実際の場面での適用のためには内容についてのしっかりとした理解と具体的な執行方法を知ってないと・・・あたふたしてしまいそうだからです。

 

ではまず、当該の条文を和文訳と英文で引用します。

 

第5条 主審

 

懲戒処置

 

● 主審は、試合前のフィールド点検のためにフィールドに入ったときから試合(ペナルティーマークからのキックを含む)終了後にフィールドを離れるまで、懲戒処置を行使する権限をもつ。試合開始時にフィールドに入る前に競技者が退場となる反則を犯した場合、主審はその競技者を試合に参加させないようにする権限を持つ(第3条6項参照)。主審はその他の不正行為を報告する。

● ハーフタイムのインターバル、延長戦、ペナルティーマークからのキックが行われている間を含め、試合開始時にフィールドに入ってから試合終了後まで、主審はイエローカードやレッドカードを示す職権を持つ。

 

• has the authority to take disciplinary action from entering the field of play for the pre-match inspection until leaving the field of play after the match ends (including kicks from the penalty mark). If, before entering the field of play at the start of the match, a player commits a sending-off offence, the referee has the authority to prevent the player taking part in the match (see Law 3.6); the referee will report any other misconduct

•   has the power to show yellow or red cards from entering the field of play at the start of the match until after the match has ended, including during the half-time interval, extra time and kicks from the penalty mark

 

さてさて、そもそも「試合前のフィールド点検のためにフィールドに入ったとき」って何時からのことなんでしょうか?

 

試合開始時にフィールドに入る前に競技者が退場となる反則を犯した場合、主審はその競技者を試合に参加させないようにする権限を持つ(第3条6項参照)。主審はその他の不正行為を報告する。」の具体的な執行方法は?

 

そして「主審はイエローカードやレッドカードを示す職権を持つ。」って正確にはいつからいつまでのこと?

 

とうようなことを次回紐解きたいと思います・・・ってまた先送り癖が・・・。

 

では、I'll be back.