オフサイドの反則。再開場所に隠れた競技規則の「落とし穴」(前編)。
昨日の日産スタジアムで行われたJ1リーグ第6節横浜FマリノスVSジュビロ磐田の試合を見ていて「おや?」と思うシーンがありました。
それはA2の方(多分、作本貴典さん?)がオフサイドの反則でフラッグアップしたシーン。副審の目の前(ニアサイド)でオフサイドポジションにいた攻撃側選手(もはやどちらのチームだったか記憶が定かでない・・・)に向かって味方からパスが出されました。その選手は自分がオフサイドポジションに位置していることを知っておりプレーしようとしませんでした。フラッグアップを堪えながらウエイト&シーの副審。で、次の瞬間ボールに向かってその攻撃側選手が移動して守備側選手と競り合いそうになり、ここでフラッグアップ。主審の笛。
「おや?」と思ったのはこの反則での再開場所。フラッグアップした瞬間に攻撃側選手がいた場所、つまり反則が起こったところが再開場所になるべきなのですけど副審のフラッグが指示したのは攻撃側選手がパスが出る瞬間にいた場所なのです。その差10メートルもないとは思いますけどこれって・・・次の三つのうちのどれかのはず。
1)競技規則の適用を間違えた。
2)反則が起こった場所と再開場所のズレは許容範囲。
3)正しい再開場所だった。
1)はないと思いますけど、事実・・・。2)が一番現実的な解釈なんですけど、でもなあ・・・。
さて3)です。旧競技規則ならその通り。今の競技規則に沿うなら間違い.。なので問題外・・・ってわけでもないのですね。どういうことか?次回大胆な推理に挑みます!(大袈裟だな・・・)。
では、I'll be back.