試合を。プロデュース。もしくは。いきなりステージ。(前編)
今週末も審判業務に従事。笛を吹かなきゃいけないところで吹けなかったことで反省。「苦手」なファウルっていうのがあるんですね。次回以降この辺のことを記事にしたいと思います。
さて、先日偶然録画で観たプレミアリーグのストークVSレスターシティ戦で珍しいことがありました。岡崎選手がシュートできずキーパーのレイトチャージ(ただしボールはすでにアウトオブプレーか?)となるスライディングタックルを足に受け痛んでいたら主審が痛そうに立ち上がっている岡崎選手になにやらしきりに話しかけています。「痛んでるフリするなよ。」って言っているのかと思いきや、実はなぜか主審のロバート・マドレーさんの方がこの時足を痛めてしまっていたようなんです。
で、第4の審判員のジョナサン・モスさんと交代。このとき映像を見ているとマドレー主審からモス審判員へ笛が受け渡されているように見えました。試合中に笛の音色を変えないというのは原則なのでその辺を配慮したプロセスかも知れませんね。
さていきなり主審となったモスさん、最初の内は判定に戸惑いがあるようにも見受けられました。いきなりの交代だもんな~。
さてこのような交代が起こる確率は低いかもしれませんけど第4の審判員はあらゆる状況に対応できるように常に準備しておく必要があります。やはり経験がものを言うのは事実ではありますけど、そんなに頻度高く第4の審判員を務める機会もないと思いますのでいくつか参考にしていただきたいことを次回書いてみたいと思います。
では、I'll be back.