ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

ベルギー代表対日本代表戦「真のマン・オブ・ザ・マッチ」2018FIFA ワールドカップロシア大会 雑報その⑤

ハリルホジッチ監督が不可解なタイミングで解任された時点で(理由の如何は問わず)正直、今回の日本代表を素直に応援できない自分がいたのですけど、昨日のベルギー戦は素晴らしいものでした。それは日本代表の健闘はもちろんベルギー代表の強さに対するものでもあります。FIFA World Cupツイッターアカウント曰く「この試合のマン・オブ・ザ・マッチを選ぶのは難しい」。ここは贔屓目で日本代表全員を「マン・オブ・ザ・マッチ」に選びたい!と思う次第です。

 

でも、この試合の真のマン・オブ・ザ・マッチはセネガルのDIEDHIOU Malang 主審にあげたい!試合前から「しがらみ」の中プレッシャーもあって臨んだはずですけど、本当にこの素晴らしい試合を素晴らしい判定とマネジメントで支えていたと思います。彼の「活躍」(=審判員が本当に活躍すると目立たないのです)なくしてこの試合を心から楽しむことは出来なかったと言っても言い過ぎではないと思います。

 

なによりも後半のアディショナルタイムにおけるベルギー代表の素晴らしいカウンターアタックの時のディディウさんの走りを見よ!これぞ永久保存版です。ボールの行方よりそちらに見とれてしまった・・・。

 

「日本にとって不利な判定があるかも・・・」なんて類の記事を書いた記者さんや一瞬でもそう思った方たちはディディウ主審に直接謝罪して(苦笑)あらためて敬意を表して下さい!

 

サッカー審判員というのは自(国)チームの状態がどうであれ「サッカーの魅力を最大限引き出すように、試合環境を整備し、円滑な運営をする」というミッションに背くことは出来ない生き物なのです。

 

では,I'll be back.