ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

部下は上司を選べない。主審は副審を選べない、状況とは?

三連休の最終日に小学生公式戦の主審を務めました。

 

「スゴイミニ」を実践!ということで・・・ゴールキーパーパントキック時にペナルティエリアのぎりぎりのところでボールをリリースしているなと思いながら、副審の方を何度か意識していたら、やはりハンドの反則。

 

この日は一緒にチームに帯同していたSさんと別のチームのコーチの方と審判チームを組みました。で、ゴールキーパーのハンドをペナルティエリアラインの真横からちゃんと監視してくれていたのが我がチームのSさん。

 

で、A2担当して頂いた他チームコーチの方も試合前の用具チェックでSさんが見落としていた(というか私も見落としていた)ネックウォーマーを指摘頂き、さすがという印象。

 

ところが試合が始まると打ち合わせさせていただいていた(唯一の打ち合わせ項目だった)得点時のアイコンタクトがなかったりして・・・。これには私の方から近づいて「アイコンタクトお願いしますね」の仕草で再確認。

 

で、この後大きな問題はないとはいえ「なぜフラッグアップ?」(これはファールサポートだったわけです。で私の基準では正当なコンタクト)とか「どっちのファール?」とフラッグアップの方向が曖昧とかのシーンがありました。

 

この対処で差違えや笛を吹くことの判断の遅れが結果おこったわけです。

 

この場合、A2を務めていただいたコーチの方に問題が全くないわけではありません。しかしそれよりも主審としての私のリーダーシップが問われた状況だと思います。

 

主審の権限
各試合は、任命された試合に関して競技規則を施行する一切の権限を持つ主審によってコントロールされる。
職権と任務
主審は、
●競技規則を施行する。
●副審および第4 の審判員がいる場合はそれらの審判員と協力して試合をコントロールする。

 

仮にA2担当の方をAさんとしましょう。Aさんの審判技量はもちろん向上の余地はあります。でも限られた状況でAさんのパフォーマンスを最大限発揮させてあげる環境を作る(偉そうに言えばそのように仕向ける)のも主審である私の役割と思いますし、ここに機会点があると思います。

 

Aさんをフォローしながら選手に対しても明快に素早く主審の判断を示せたはずですし、もっと口頭でのコミュニケーションを多用すべきだったとの反省です。

 

異なる動機づけや技量をもった方々と初めて会って審判チームとして試合に臨む。この時の対処方法を身につけておくこと、なにより、そもそも万全の状況などないことを前提に臨んだ方がより前向きに取り組めると思います。

 

「使えないなぁ~」ってぼやく上司ほど、そもそも部下から見て「使えないなぁ~」って言われるていることに気付いてない・・・なんてことありませんか?うん??なんの話でしたっけ???

 

では、I'll be back.