ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

迷えるサッカー審判員のためのLINE

さてさて、皆さんの中で主審や副審に限らず試合中に「あれ?どっちのチームがどっちのゴールに攻めているんだっけ?」とか「やばい!後半になってハーフを入れ替わった瞬間に攻撃側と守備側の選手を間違えてオフサイドのフラッグアップしそうになった」なんて経験はないでしょうか?

 

このように私の場合(特に主審の時に)試合中に動き回っているうちに一瞬どちらのチームがどちらのゴールに攻めているのかを見失ってしまう(=空間錯誤)状態に陥ってしまうことがよくありました(こちらの過去記事もご参照 ⇒ 「主審のポジショニング - 次の争点にあなたはいる!(後編)」)。「よくあった」というのはこの空間錯誤を防ぐ良い方法を見つけてからは、シグナルの出し間違えや迷う場面が少なくなった(ように思う)からです。

 

まあ、このような迷いや錯誤に陥らない方には無用な情報が今回の方法です。この方法を「発見?」するまでは、選手とベンチを紐づけたり、攻める側のゴールキーパーと選手のユニフォームの色を紐づけたりと・・・涙ぐましい?努力を行い鈍い頭を整理したものです。

 

その方法とは・・・「両方のユニフォームの色でオフサイドラインをネーミングする」というものです。つまり赤色のユニフォームのチームなら「レッドライン」青色のユニフォームのチームなら「ブルーライン」というふうに呼ぶということです。ラインという図形に置き換えた時点で守備側と攻撃側の区別は直観的に行えます。赤色のチームのハーフにいるときは「レッドライン」をイメージすることでこれまた守備側と攻撃側のチーム(方向)を間違えることがなくなります。

 

副審の場合であれば自分のハーフの側の「ライン」の色だけ(=つまり自分のハーフ側のチームのユニフォームの色を線に置き換える)覚えてXXXラインと心の中で唱えていればオフサイドラインをとり間違えたり、前半後半でチームがハーフを入れ替わった直後でもスローインなどの方向をとり間違えることもなくなると思います。

 

一度お試しあれ。

 

では、I'll be back.