ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

2016-01-01から1年間の記事一覧

「サッカーと音楽」シリーズ再開のお知らせ。

今月は実戦から遠ざかっており、書きかけの記事もありながらもアップするタイミングを逸しております。そこで随分と先延ばしにしていた本シリーズ(誰も覚えている方などいらっしゃらないのは承知で)の第二回目を書くことにしました。(記念すべき?シリー…

伝言そして明日へ

本日はサッカー審判とは直接関係ないお話しです。 予想していた通り?携帯もガラ携からスマホへ、そしてパソコンも新品となったので記事もサクサクとアップ・・・とはやはり行きませんです。言い分けながら今月は列車や飛行機でやたらと移動が多く週末にも疲…

ファウルの基準の非一貫性について

さて、最近自チーム(U-12)の帯同審判員として主審を務めた時のこと。 「 吹かないのか吹けないのか? サッカー主審の笛。 」でも書いたように「吹けない」ではダメなので自分で課題を設定して試合に臨みました。課題は「上半身を使ったファウルを厳しく取り…

まかり間違っても金輪際「中東の笛」なんて言うのはNGの巻。

ちょっと間が開いてしまってご無沙汰となってしまいました。 実は長年使い倒したガラ携が逝ってしまって、ついにスマホ(iphone)に乗り換え、それから間もなく今度は5年間は使ったであろうラップトップも逝ってしまい、買い替えるはめとなり・・・そんなこ…

吹かないのか吹けないのか? サッカー主審の笛。

先々週末のこと。カップ戦の主審を務めた後に同期、鬼審判部長Kさんから、「ターミネーターさんも笛なかなか吹きませんねえ」というお言葉を頂き一瞬「うっ」となりました。 というのも: 吹かない=一定のブレないファウル基準をしっかりと保ちながら、プ…

ハンドにおける「推定有罪」 - 審判員と選手が学ぶべきこと

年に何回かあるビデオ研修なんかで「今のファウルと思う人?」とか「カード出す人は?出すなら何色?」と矢継ぎ早に講師の方から質問されたとき、未熟な私なんかは判断に迷ったり、手が挙がっている人数なんかが気になって・・・それでは審判員としてダメな…

その場をどう仕切るか?イタリアンレストランでのオーダーとペナルティーマークからのキック(後編)

前編から間があいてしまってごめんなさい。 ではいわゆる「PK戦」の手順をまず振り返りたいと思います。実は今回書きたいのはこの手順それも「キックを始めるまでの手順」とそれを主審としてどのように(≒何に注意しながら)進行させていくべきかというこ…

その場をどう仕切るか?イタリアンレストランでのオーダーとペナルティーマークからのキック(前編)

雨天続きだった週末、久しぶりにU12公式戦での主審を務めました。 で、またまた反省の連続で、そのひとつは・・・。 攻撃側選手がボールを前方に蹴り出したあとに守備側選手が進路を妨害する形で背中をその攻撃側選手に向けたまま後ろ手でホールディング…

サッカー審判員 「適性」と「対策」 ― 自分の「クセ」を知れ!後編

さてさて、「クセ」についての完結編です。 「クセ」=「ものの捉え方や見方についての、その人特有の傾向」と定義付けして前回から見てきましたね。 前回コンピテンシ―に短く触れましたけど、この「その人特有の傾向」「資質」こそコンピテンシ―とも言える…

サッカー審判員 「適性」と「対策」 ― 自分の「クセ」を知れ!中編

さて、では「クセ」とはどのようなものでしょうか? 前編で私はそれを「ものの捉え方や見方についての、その人特有の傾向」と言いました。それが意味するところは人が同じ事象を見たり、他の人の話を聞いたりしても全く同じように見えたり聞こえたりしている…

サッカー審判員 「適性」と「対策」 ― 自分の「クセ」を知れ!前編

さて、今でもそうなんですけど、3級審判員目指して奮闘していた時期、「走力さえもうちょっとあればな~」と思ったり「う~ん走力だけじゃなあ、ファウルが見極められたらなあ~」と思ったら、またまた翌週には「とにかくまず走力だよ~」って繰り返しでし…

We can't be Heroes even just for one day

さて真冬なのにとても暖かかった昨日はU12公式戦にて3級同期のKさんと組んで帯同審判。今年最初の審判担当のKさんに主審をやっていただき自身はA1を担当。 さて、前半は一方的な攻めとなり私のサイドが忙しい展開に。オフサイドラインをキープしつつ…

審判員が陥る「オフサイドトラップ」

昨日は審判初め。主審x1の副審x2を務めました。 またまた反省てんこ盛りなんですけど、カッコよく?ホールディングのファウルに笛を吹き、ホールディング(攻撃側選手の後ろから守備側選手が相手選手の肩に手をかけ押さえた)した選手も相手に謝っていた…

ターミネーター 新起動 「サッカー審判員が試合を壊す時。」を壊す!(後編)

さて、新年となりました。初の年またぎ記事です。って単純に筆が遅いだけですけど。 さて、前編で触れた私の「無知」とは第1回目の記事で私がとなえた「異議」、つまり交代の手続きによって負けているチームのクイックリスタートの邪魔をしないという認識の…