ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

「走ることは目的ではないけど、やはり大切」2018FIFA ワールドカップロシア大会 雑報その②

あらら、グループEブラジル代表対スイス代表の試合1-1の引き分けとなりました。これぞ初戦の醍醐味(怖さ?ドイツ負けたしセルビア勝ったし)。スイスにとっては好スタートになったのではないでしょうか。

 

さてこの試合の審判団は以下の通り。

 

主審:César RAMOS(メキシコ)

A1:TORRENTERA Marvin(メキシコ)

A2:HERNANDEZ Miguel(メキシコ)

4th:PITTI John(パナマ

 

で、ラモスさん後半5分間のアディショナルタイムの時にもかなりの距離をバックステップで走っていました。ウーンさすが。ボールやプレーから目を離さず正対監視するためにはとても有効な走り方なんですけど、これ試合後半になればなるほど足に疲れがでてきて出来なくなってくるんですね(経験者談)。私なんか最初のうちは調子よくゴールーキーパーのパントキックゴールキック時にバックステップを使っていても、やがて首を横に向けながら斜めに走り始め自分でも「あっ~サボってる」と心の中で不甲斐なさを嘆いていたりします。

 

ラモスさんの場合はハーフウェーラインを横切る形でバックステップしてドリブルする選手を監視していたので試合終了が迫るこの時点でも相当余裕があったんだろうなー。

 

さてあとこの試合では予想通りというかネイマール選手がかなりの頻度でファウルによってドリブルを止められていました。スイスのデイフェンスが二人で挟んで進路妨害するとかのプレーです。ネイマール選手のイライラぶりも伝わってきましたけどとにかくスイスの選手も必死です。で、この場合繰り返しの反則も気になるところで、主審としては何番の選手がどの程度の頻度でファウルしていたのか覚えておく必要があります。この何番を記憶しておくのが私なんか疎かになることが多く、単に笛を吹いて「点」としてその場その場の判定にするだけでなく「線」としてファウルの状況を把握して場合によっては警告にすることも必要です。

 

まあ、ネイマール選手の場合ファウル狙いもあるんだろうな~。

 

こうやって雑報は続きます(のはず)。

 

では、I'll be back.