ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

私論カテゴリー別サッカー審判法 傾向と対策

先月、今月と実戦の機会が多くあり、やはりあーだこーだと理屈をこねたり言葉を連ねるより1回の笛、1回の旗の経験から得られるものは多ございますと再認識した次第。 とは言いつつも今回も、またまた理屈をこね言葉を連ねてみます。 さてファウルをどうや…

ボールパーソンの役割とリスペクト。 そしてヘイトのない世界へ。

こちらの記事にたいして貴重な情報を頂きましたので以下そのままご紹介させていただきます → 「ボールボーイ(パーソン)に乱暴な行為をしたら・・・。」 2種・3種指導員 さんから頂いたコメントです 。 「はじめまして。 いつも楽しく読ませて頂いておりま…

サッカー審判員が桃太郎侍になる時。

先日BSプレミアムを見ていたらビートたけしさんの番組の再放送があり「殺陣師」のお仕事を紹介していました。時代劇には欠かせない立ち回りシーン。歴代のスターが紹介されておりましたけど、私がかって最も衝撃を受けて虜になった立ち回りは勝新こと勝新…

「サッカー審判やって凹んだら」2!

「サッカー審判やって凹んだら」っていう記事を今から3年半ほど前に書きました。 あれから私も進化して・・・とはなってないのですね。それどころかいつも書くように下手になっているのでは~と毎回審判業務終わる度に落ち込む次第です。なので、上記の記事…

試合中に熱中症になりかけたら。

先々週末の筋肉疲労も抜けないまま、週末もすべて審判業務とあいなりました。 で、特に厳しい気象条件だったのが日曜日でした。この日は勝手に曇りになるかなと思いながらも日焼け止めも塗り、塩飴、メープルシロップ入りミネラルウォーター、塩味のカシュー…

サッカー審判員のコンタクト

前回の記事(「 サッカー主審の「動体視力」の本当の意味 」)でコンタクトレンズを使用したことの効能を書きましたけど、重要なことを書き落としてました。 それは主審 ⇔ 副審でのアイコンタクトがクリアになったことです。実はこれが一番悩みの種だったの…

サッカー主審の「動体視力」の本当の意味

「 サッカー審判員の身体「矯正」 」でお伝えしながらも審判業務が雨などでキャンセルとなり「コンタクトレンズ・デビュー」がなかなか果たせなかったのですけど、GW中にようやくその機会が訪れました。 「 サッカー審判員の身体「矯正」 」でお伝えしなが…

ボールボーイ(パーソン)に乱暴な行為をしたら・・・。

まずはこちらの公式動画をご覧ください。 千葉が高橋と指宿のゴールで徳島を下す【ハイライト:明治安田J2 第10節 千葉vs徳島:Jリーグ.jp 今回の場合実際の事象を正確にご理解いただくために、文章では事細かに再現いたしません。さて、この事象を目にし…

ボールがオフサイドラインになっている場合の判定 「忖度」してはならない!

自分も以前から(未熟さゆえ)「難しいなあ~」と思っていた判定の例が、かつーさんの記事にありました(こちらです → 「2017UCL準々決勝2ndレグ R.マドリー対B.ミュンヘン 」)。 一番最後のオフサイドの反則「誤審」のケースとなったクリロナ選手のハット…

オフサイドの反則。再開場所に隠れた競技規則の「落とし穴」(後編)。

とかなんとか言っていたら?1週間経ってしまいました。 さて前回記事にした事象はこういうことでした。 1)副審の目の前(ニアサイド)でオフサイドポジションにいた攻撃側選手に向かって味方からパスが出た。 2)その選手は自分がオフサイドポジションに…

オフサイドの反則。再開場所に隠れた競技規則の「落とし穴」(前編)。

昨日の日産スタジアムで行われたJ1リーグ第6節横浜FマリノスVSジュビロ磐田の試合を見ていて「おや?」と思うシーンがありました。 それはA2の方(多分、作本貴典さん?)がオフサイドの反則でフラッグアップしたシーン。副審の目の前(ニアサイド)…

サッカー審判員の身体「矯正」

さて3年以上前になってしまったこちらの記事「 普段メガネをかけているサッカー審判員は信用できない!? 」。 そうなんです、こう書きながら私は以後も引き続き裸眼で審判業務を行っておりました。で、その間も輪郭のはっきりしない状態で判定を行っていた…

新シーズンまもなく 

筆者は普段メガネをかけておりますけど、近年は老眼のため手元が見辛いため、おでこの上にメガネを載せていることがほとんどです。でも今朝自宅を出る前にメガネを見失いそのまま出社したら・・・もう帰宅時には周囲の風景がぼやけて輪郭がはっきりしていな…

サッカー交代の手続き - まずはここに気を付けろ!の巻

主審、副審、そして第4の審判員として競技者と交代要員を入れ替えること(=つまりは「交代」)はどなたでも経験のあることだと思います。でも、イマイチその進め方がよくわからないなあ~と思うこともあるのではないでしょうか? 思うに達成しようとするこ…

主審の判定スキルが飛躍的に向上するの術(・・・かもしれない)

3級審判員の私達の場合、1級審判員の方々と組んで試合を担当させて頂くことはありませんけど、2級の方やより上級を目指す3級の方々と組む機会は頂きます。やはり上級の方とご一緒させていただくと色々な意味でとても勉強になります(お叱りをいただくこ…

サッカー審判員が会場についてからフィールドに入るまでやるべきこと。

さて、週末に3種の副審を担当したところ・・・前回の「串刺し」と全く同じ状況に。 さっそく前回で書いたことを実践し、オフサイドラインからずれて後方に回り込みタッチラインとボール全体との位置関係を見極めた・・・かと言えばそうではなくオフサイドラ…

副審のポジションにおける「串刺し」 ー オフサイドラインのキープの例外

主審のポジションの悪さを指して「串刺し」という言葉をよく使いますよね。なにげなく使っているこの言葉。人によってはどのようなポジションなのか具体的にイメージできていないかも?(例えば審判経験のまだまだ少ない方等)と思うときがあります。 以前主…

主審の承認なしにゴールキーパーと入れ替わったら・・・新規則 vs 旧規則

さてさて、多分4種においても4月になれば新規則(2016/2017)を自動的に適用しての試合が開始されると思います。思いますというのはこの辺、実に曖昧に進められているのが現場の感覚。 今に至っても私は必ず担当する試合前に本部運営担当者の方に確認しま…

「奇跡のレッスン」 サッカー審判編!(後編)

かなり以前の話になるのですけど筆者の次男と同じチームにいた子が明らかに試合中畏縮している姿を見たことがあります。怖がっているんですね、失敗を。もっと正確に言えば「失敗=コーチの言う通りのプレーが出来ないこと」によってコーチに怒られることに…

「奇跡のレッスン」 サッカー審判編!(前編)

25% 50% 25%。 これってなんの数字かわかりますか? 練習において 25% 自分の実力より難しい課題を与える。 50% 自分の実力と同程度の課題を与える。 25% 自分の実力より簡単な課題を与える。 というデンマークの指導法とのこと。 実は今…

身を挺して止める - 箱根駅伝に見るサッカー審判員のリスクマネジメント

年明けて2017年の初春。まだ審判事始めとはなっておりません。昨日は筋トレ事始めとし来たるべき実戦に備えております。はい。 で、お正月といえば恒例の箱根駅伝。実はニュースで見るまで知らなかったのですけど、復路最終10区において交通規制の連携…

試合前に「警告」できるのか?または公式見解にもの申す!(後編)

さて、いよいよ「真田丸」を立ち上げます! 前回の記事で私は試合前に警告「出来ない」根拠をJFAのサイトに示されている「競技規則 2016/2017 質問と回答」に求めましたけど、ここに示されているのは「『なぜ』出来ないのか?」に対する回答であり、警告…

試合前に「警告」できるのか?または公式見解にもの申す!(中編)

さて、先に表題の問いかけに対する答えを書いておきます。 ここから色々な時間軸が(ときに明確さを欠いたまま)出てきます。まずは「試合前」の定義です。競技規則に沿えば「試合前」とは: 「主審がフィールドの点検のためにフィールドに入ったときからキ…

試合前に「警告」できるのか?または公式見解にもの申す!(前編)

さて本日の記事は意を決して?「サッカー競技規則 2016/2017」の第5条の「例の部分」についてです。 何が意を決してかというと、この条文には不明瞭な部分もあることと、実際の場面での適用のためには内容についてのしっかりとした理解と具体的な執行方法を…

どっちのファウル?

最近気になったニュースでいわゆるスピード違反で罪に問われた方が裁判で無罪になったというものがありました。 この裁判で弁護側は「別の車両と取り間違えて取り締まりを行ったのでは」と反論。判決曰く「(測定装置を使った取り締まりは)警察官の誤認や判…

「目を切る」のが早すぎる。

さて本日は地区の割当にて主審を担当。 早めに会場入りし自分の担当する前の試合を観戦。主審の方は同じく派遣された3級の方のようではありますけど・・・なんか動きが・・・走ってない・・・ような・・・ベンチからも不満の声が・・・。う~ん他山の石・・…

PK戦における主審によるDIYの勧め。

さて筆者は下手の横好きで、たまにDIY(木工)なんかやります。と言っても大したものは作れずもっぱら板を打ち付けたり、壁にフックをつけたりとまあ単純作業でございます。 で、DIYと言えば欠かせないのが電動工具。その中で使用頻度が最も高いのはド…

カモメにボールが当たったら(後編)

さて、どうも文章読解能力が低いのか未だハッキリしないのですけど、フィールドにカモメが入ってボールに(が)当たったら主審はどうすべきかについて書きますね。 実は今までのやり方通り新旧の関連規則を並べて書こうとしたのですけど、ますます混乱しそう…

カモメにボールが当たったら(中編)

本日は久しぶりに4種の主審を担当。 またまた反省てんこ盛りです。リストアップすると: ●ポジション(≒プレーの予測) ●ファウル基準(≒どこまで「許して」どこから「許さない」か) ●シグナル(≒判定結果を明確にしめす) ●PK戦(≒セレモニーの手順のお…

カモメにボールが当たったら(前編)

あれれと言ってる間に?前回の記事から一か月が過ぎようとしております。 その間1種の試合をいくつか担当させていただき、またまたインストラクターの方や上級の方から厳しいご指摘を頂いてしまいました。具体的な内容はあらためて書くとして、ひとことで言…

「経験と訓練」 君はハドソン川を目指せるか? 

先週末は試合が続き、今週は出張(しかも筆者が苦手の飛行機を使っての)の疲れもあり週末はお休みモード。 久しぶりに副審、副審、主審の3試合連続担当となり、いくらシニアの試合と言えど3試合目の直前には久しぶりに左の膝の外側に違和感(古傷の痛み)…

「見えなかった事象にフラッグアップしない」の例外。

さて・・・改正競技規則のリサーチ&フィールドワークを行っておりますので暫しお待ちを(誰も待っていないか・・・)。 さてさて、ここのところ4種の試合より1種の試合の担当の方が多くなってきております。当然ながらスピード感も異なるわけですけど、何…

多数決による主審の決定

さて、次から次へと競技規則の改正点を記事に・・・と思いつつここでまた妄想してしまいました。例えば前々回とりあげた第5条に新しく追記された条文が、仮に以下のようになっていたとしたら・・・。 第5条 主審 2. 主審の決定 決定は、主審が競技規則およ…

ゴールかノーゴールか?サッカー主審、動体視力より大切なこと。

日本代表、負けた~。 FIFAワールドカップアジア最終予選の初戦。UAE代表の守備も崩せたようで総崩れにはならず。GKのエイサ選手のセーブも素晴らしかったですね。 今は、ちょっと脱力気味で、書きかけの記事を完成させる気力もなし(はい、言い訳です)。ち…

サッカー競技の精神

競技規則の改正について書かなければと思いつつ日々過ぎてゆくばかり。 その他書きたいこと諸々ありますので、なんとか酷暑に負けず?書いていきますね。 さてその競技規則の改正。第1条から順番に取り上げていくにもまだまだ全てを理解出来ておらずどこか…

「ハピネス イズ 『ザ』 ウオーム ミソ スープ」 酷暑での副審の学び

いや~今日も暑かったですね。まるで外は太陽系第三惑星の表面だとは思えないほどの高温でした。 先週末は2日間とも社会人の方々の試合にて副審の任務。危険なほどに高温多湿の中以下の三つの学び(?)がありました。 ① やはり基本はそして究極的にもサイ…

「緊急覆面座談会」 Part2-「2016/2017年競技規則の改正」の裏のウラ

(控室にて) 審判員Q「しかし・・・今回の改正は確かに歴史的な事件だよ。」 審判員P「それは認める。確かにこんな改正は審判員になってから無かったのは事実。」 審判員R「そういえば、そろそろ新しい競技規則が協会から送られてきていいころなんですけど…

指導という名の「装置」 - サッカー審判員の私論

さて、TVの中継を観ているといよいよ解説者の方からも競技規則の改正に触れるコメントが出てきていたりしますね。ただ・・・やはりというべきか、改正点について正しく理解してそれを適切に伝達出来ているのか?・・・ということになると怪しいと言わざる得…

一挙再掲載! 「サッカー審判員の「無知」が選手の生命を危険にさらす(前編&後編)。」

も~う、酷暑と言える1日でしたね今日は。 というわけで過去記事、再度掲載させていただきます。 サッカー審判員の「無知」が選手の生命を危険にさらす(前編)。 サッカー審判員の「無知」が選手の生命を危険にさらす(後編)。 熱中症予防、重症化回避に…

飲水タイムふたたび

さて前々回のこちらの記事(→ 飲水タイムで最も大切なこと )に対して審判ビギナーズさんからコメントを頂きましたのであらためてご紹介させていただきます(以下原文まま)。 「はじめまして、いつもブログ読ませて頂き勉強させてもらっています。 今回の飲…

サッカー審判員は常に「当事者」であるべし!の巻。

この週末は久しぶりの実戦、それも初めて経験することが多々あった3種の公式戦でした。 この試合については色々と学ぶことが多く「まだまだ知らないことが沢山あるな~。」と思い知らされた次第です。豊富なネタ満載のこの試合についてはあらためて詳細に記…

飲水タイムで最も大切なこと

さて、今月も実戦から遠ざかっていますけど、次回の出動に向けて筋トレ、イメージトレーニングで過ごす毎日でございます。 というわけで、過去の書きかけネタから、まずは先月のU10リーグ戦であったこと。飲水タイムについてです。 その日、大会本部も兼任…

落雷の季節再び - キックオフの前に

先週報道されていたように大気が不安定になっていたヨーロッパで落雷の事故が相次ぎました。 なかでもドイツ西部のホップシュテッテンの町のサッカー試合会場では大人3人が重傷、子供29人が予防処置のため病院に運ばれたのことです。 CNNによると地元警察…

「緊急覆面座談会」 Part1-サッカー審判員が本音で語る!?「2016/2017年競技規則の改正」

司会 「こんにちは皆さん。本日は『2016/2017年競技規則の改正について大いに語る』と題して急きょ、それぞれの現場で活躍されている5人の審判員の方々にお集まり頂きました。えー皆さんよろしくお願いします」 審判員一同 「よろしくお願いします!」 審判…

サッカー審判員の「批評と弱点」(後半)

さて、トゥーロン国際大会の日本対ポルトガル戦の主審の「ツッコミどころ」と実況アナウンサーの方の「理解不足」について・・・なんて言っていたらイングランド戦も終わりました。 さて先に「理解不足」について書くと、まあ例のバックパスなんかは競技規則…

サッカー審判員の「批評と弱点」(前半)

さて、トゥーロン国際大会の日本VSポルトガルの試合についてです。 前回予告していた主審(フランス)のミロさんの「ツッコミどころ」と実況の方の「理解不足」についてです。 さてまずは「ツッコミどころ」は巷で話題の?日本のクロスボールをポルトガルのD…

遅延行為にみる「本音と建前」

トゥーロン国際大会の日本対パラグアイU-21の試合。残念ながら1-2で日本U-23代表は一次リーグの初戦を落としてしまいました。 しかし普段はこんなこと書かないのですけど、日本代表のサッカー、そっくりそのままJリーグのジュニアやユースチームが行って…

「サッカーと音楽」シリーズ 第二回 ~ 「おせっかい」?それとも「恐れ知らずの愚か者」?(後編)

さてワンクッションおいて後編です。 何の話でしたっけ・・・いやいやこういことでしたよね。つまり: 「ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズは熱烈なアーセナルFCのサポーターでありながらアルバム『おせっかい』に収録されている『フィアレス』の中…

「コリジョンルール」の適用 - サッカー審判員(部外者)の違和感

本来なら「サッカーと音楽」シリーズ 第二回 ~ 「おせっかい」?それとも「恐れ知らずの愚か者」?の後編となる予定でしたけど、急きょ話題の?「コリジョンルール」で思ったことをあえて「部外者」の立場で書きたいと思います。 さて昨日の巨人阪神戦です…

「サッカーと音楽」シリーズ 第二回 ~ 「おせっかい」?それとも「恐れ知らずの愚か者」?(中編)

さて現実はこの記事の遥か先を行き、レスター・シティFCがリーグ優勝を決めましたね。おめでとうございます。 では、前回の続きピンク・フロイドの「フィアレス」について。この曲はメロディが特に印象的とか、何か新しいことを試しているとか、名演奏が繰り…