ターミネーター3級審判員の反省部屋

パブリックプレッシャーを感じながら今日も走る。サッカー3級審判員の"I'll be back!"な毎日

サッカー主審の居場所 再び(ちょっと辛口) 2018FIFA ワールドカップロシア大会 雑報その⑧

フランス代表対クロアチア代表の決勝戦。結果、シャンゼリゼ通りをパレードしたのは フランス代表でした(まあ、クロアチア代表がパリに凱旋するわけないか)。 さてこの試合の主審は…イケメン、アルゼンチンのピターナ主審です。さてピターナ主審この試合で…

いわゆるハイキックの見極めについて 2018FIFA ワールドカップロシア大会 雑報その⑦

いきなりですけど競技規則第12条 ファウルと不正行為の以下の条文を抜粋。 2. 間接フリーキック 競技者が次のことを行った場合、間接フリーキックが与えられる: ●危険な方法でプレーする。 (中略) 危険な方法でのプレー 危険な方法でプレーするとは、ボ…

サッカー主審の居場所 2018FIFA ワールドカップロシア大会 雑報その⑥

ベスト4に向けての戦いも見応えたっぷりでした。 さてウルグアイ代表対フランス代表の主審はアルゼンチンのPITANA Nestoさん。 注目したいのがピターナさんのポジションの取り方。特にペナルティエリアに近い、いゆるバイタルエリアおよびセンターサークル…

ベルギー代表対日本代表戦「真のマン・オブ・ザ・マッチ」2018FIFA ワールドカップロシア大会 雑報その⑤

ハリルホジッチ監督が不可解なタイミングで解任された時点で(理由の如何は問わず)正直、今回の日本代表を素直に応援できない自分がいたのですけど、昨日のベルギー戦は素晴らしいものでした。それは日本代表の健闘はもちろんベルギー代表の強さに対するも…

「主審も色々」2018FIFA ワールドカップロシア大会 雑報その④

さていよいよ決勝トーナメント開始。いきなり大一番のフランス代表対アルゼンチン代表の試合。4-3でフランス代表が勝ちましたけど、勢いや総合力共にフランス代表が点差以上に上回っていたように思います。今後の展開が楽しみ。それにしてもチームに世界…

「君は笛を吹けるか?ペナルティーキックの判定」2018FIFA ワールドカップロシア大会 雑報その③

さて先ほどまで行われていた韓国代表とスウェーデン代表の試合。 このままスコアレスドローかと思っていたら、またビデオ判定によるペナルティーキックとなりスウェーデン代表が先制点を入れました。 それにしても、今大会に入ってもう見慣れたといっても言…

「走ることは目的ではないけど、やはり大切」2018FIFA ワールドカップロシア大会 雑報その②

あらら、グループEブラジル代表対スイス代表の試合1-1の引き分けとなりました。これぞ初戦の醍醐味(怖さ?ドイツ負けたしセルビア勝ったし)。スイスにとっては好スタートになったのではないでしょうか。 さてこの試合の審判団は以下の通り。 主審:Cés…

「テクノロジーに助けられたい!?」2018FIFA ワールドカップロシア大会 雑報その①

その①があるということは②以降がある・・・とは限りません。 さていきなり盛り上がってますね~。今夜も寝られない・・・というわけにはいかないのが審判業務。今週末も試合で埋まってますので体調管理、体調管理と。 で、先ほど終わったばかりのフランス対…

PKもしくはPK戦における「正当なフェイント」と「不正なフェイント」

さて昨日の記事のフォローアップです。 (ここでの事象は6月6日(水)にパロマ瑞穂スタジアムで開催された天皇杯2回戦の名古屋グランパス(J1)対 奈良クラブ(奈良県代表/JFL)の試合後のPK戦で起こった奈良クラブ40番金久保彩選手のキックプレーを取り…

チームで防ぐ競技規則の適用ミス

結構、記事ネタをため込んでいるのですけど(という筆が進まぬ言い訳)今日は「時事ネタ」を。 競技規則第10条「試合結果の決定」と第14条の「ペナルティーキック」は合わせ技で読んで記憶しておく必要があります。で、2015/2016年版までの「競…

ゴールーキーパーが投げたボールに足を出して当てたら。

UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦、レアル・マドリードが勝ち三連覇しましたね。 さて巷で話題になっている?レアルのカリム・ベンゼマ選手のあのプレー。つまりリヴァプールのGKロリス・カリウス選手が投げたボールに足を出して当ててゴールが認められ…

「過剰な力」で犯す反則の指示が監督やコーチからあったなら。

あまりの怒りに過去記事へのリンクを貼りました。 「 サッカー審判員が桃太郎侍になる時。」 この記事の中で以下のように私は書きました。 (引用ここから) たとえ軽口でもたとえ冗談のような仕草でも: ●差別 ●暴力 ●生命への冒涜 を示唆したり意味したら…

不意打ち突進は一発レッド

サッカー競技規則の102ページ目にある次の条文を今一度挙げておきます。 著しく不正なプレー 相手競技者の安全を脅かすタックルまたは挑むこと、また過剰な力や粗暴な行為を加え た場合、著しく不正なプレーを犯したことで罰せられなければならない。 い…

ハンドにおける多様性と多角監視

先月の記事で書いた3月3日に行われたガンバ大阪VS鹿島アントラーズの試合で筆者が最も注目した事象はあの「決定的な得点の機会か否か?」ではなく実は別のプレー(審判団の連携プレー)にありました。 それは前半10分ごろだったと思うのですけど、ペナ…

羊飼いが羊と間違われないために・・・。

筆者は似合わないくせに英国(スタイル)の服が好きです。冬場ですと仕事の場合でもほとんどツイードのジャケットを羽織ってたりします。 さすがに気温も高めの4月になるとツイードの出番は終了していますけど、まだまだシャツ一枚とはいかずジャケットは手…

スローイン - あなたの笛が子供たちの将来を左右する

久しぶりに4種の主審を務めました。 中学年のカテゴリーに特に注意が必要な点を念頭に臨んだのですけど、いつものように終わってみれば反省しきり。 それらの注意点とは: ①手を使ったファウル ②スローインの進め方 ③主審としての動き位置取り などです。 ①…

西村主審が出したかったもしれないもうひとつのカードとは?

本日はストレートなタイトル通り、巷で議論になっている3月3日に行われたガンバ大阪VS鹿島アントラーズの試合でのあのシーンについてです。 前半36分に味方から前線に蹴り出されたボールを受けてトップスピードでドリブルする鹿島アントラーズのペドロ…

危険を予測する。ペーパーサッカー審判員にならないために。

久しぶりに運転免許証の更新に行ってきました。サッカー審判員の更新は年に一回ですけど、運転免許証の更新は5年に一回なんですから、そりゃ久しぶりになります。 筆者はいわゆるペーパードライバーなので自然とここ数十年優良運転者なわけであります。で、…

迷えるサッカー審判員のためのLINE

さてさて、皆さんの中で主審や副審に限らず試合中に「あれ?どっちのチームがどっちのゴールに攻めているんだっけ?」とか「やばい!後半になってハーフを入れ替わった瞬間に攻撃側と守備側の選手を間違えてオフサイドのフラッグアップしそうになった」なん…

主審の欲しいシグナル(=情報)を出す

本日は第96回全国高校サッカー選手権大会の決勝戦をTVで観戦。 いや~見応えのあるいい試合でした。前橋育英高校、初優勝おめでとうございます。流通経済大柏の堅守もさすがでした。審判団の皆さまもお疲れさまでした。ナイスレフェリングでございます。 …

サッカー審判員と選手の間には深くて暗い 川がある・・・?

あっという間に新年です。 2017年の記事数過去最少の28でした。今年はまずこの記事数を早く超えたい・・・というのが年頭の抱負でございます。 さて今年初めの記事は「埋まるのか審判員と選手の溝」と題して判定と異議の「あるある」です。あくまで明…

「サッカーと音楽」シリーズ再再開のお知らせ。

とまあ、いつの間にやら前の記事から一か月以上経過しております。ますます筆が重くなっている一方で今年は4種以外のカテゴリーで過去最多の試合を担当させていただきました。なのでネタは豊富なはずですけど、ここまでの年間記事数は過去最少。 というわけ…

試合を。プロデュース。もしくは。いきなりステージ。(後編)

さて第四の審判員です。 皆さんがこの記事に興味を待たれるとしたら「今度、第四の審判員やるのだけど何やったらいいの?具体的にどのようにやったらいいの?」っていう動機からかもしれませんね。もちろん、その疑問にお答えすべく具体的かつ実践的なことを…

試合を。プロデュース。もしくは。いきなりステージ。(前編)

今週末も審判業務に従事。笛を吹かなきゃいけないところで吹けなかったことで反省。「苦手」なファウルっていうのがあるんですね。次回以降この辺のことを記事にしたいと思います。 さて、先日偶然録画で観たプレミアリーグのストークVSレスターシティ戦で珍…

ファウル = 「ズルい&危ないプレー」のズルい方について

前回から1か月以上経ってしまいました。最近は割と密度濃く実践の日々が続き、週末は忙しくしておりました。 そんな中久しぶりに自チームに帯同して4種での試合の副審を務め他チームの方の主審(3級の方も4級の方もいらっしゃいました)ぶりを偉そうに観…

「すっぽ抜けた」スローイン。その再開方法。

2年以上前にスローインの違反(「反則」ではない。実はここが重要なポイントです!)に関連して以下の競技規則について書いた記事を再び載せておきます(その記事はこちら → 『 「世界は我が表象である」けれど、勝手流はダメ~よダメダメ。 』) (関係な…

会場入りしてからキックオフまでの準備についての一考察

自チームの帯同にしろ協会から割当てにしろ審判員を務める場合は主審、副審が試合前に対面し挨拶をする、というのが通過儀礼のように思います(この時初対面なのか顔見知りなのかで会話内容やお互いの接触態度も違うでしょう)。 さて、この対面するタイミン…

ゴールになってもキッカーにキックのやり直しの機会を与えてはならないケース(ただし「例外」あり)。

久しく記事更新から遠ざかっておりましたけど、その間実践に励んでおりました。やはり夏場とくに今年のようにさらに過酷になったと思える湿度と気温の中での審判業務だと疲労が中々抜けきりません(単に歳ということか)。 さてそうこうしているうちに2016/1…

私論カテゴリー別サッカー審判法 傾向と対策

先月、今月と実戦の機会が多くあり、やはりあーだこーだと理屈をこねたり言葉を連ねるより1回の笛、1回の旗の経験から得られるものは多ございますと再認識した次第。 とは言いつつも今回も、またまた理屈をこね言葉を連ねてみます。 さてファウルをどうや…

ボールパーソンの役割とリスペクト。 そしてヘイトのない世界へ。

こちらの記事にたいして貴重な情報を頂きましたので以下そのままご紹介させていただきます → 「ボールボーイ(パーソン)に乱暴な行為をしたら・・・。」 2種・3種指導員 さんから頂いたコメントです 。 「はじめまして。 いつも楽しく読ませて頂いておりま…